春山(残雪期)登山の装備|雪と日差しに備える持ち物
ニモツ編集部・最終更新 2026-10-10
春は日差しが暖かくなる一方、標高の高い山や北向きの斜面には雪が残ります(残雪期)。冬山とも夏山とも違う準備が必要です。
春山の特徴
- 雪の状態が1日で変わる:朝は凍って硬く、昼には日差しでゆるんで足が沈みやすくなります。
- 日差しが強い:雪面の照り返しで、目や肌が日焼けしやすくなります。
- 寒暖差が大きい:日なたは暑く、風が吹くと急に寒くなります。
- 天気の急変:春でも雪が降ることがあります。
雪への備え
どの滑り止めが必要かは、山とルート、その日の雪の状態で変わります。山小屋やビジターセンターの最新情報を確認してください。
| 道の状態の例 | 滑り止めの例(重さ) |
|---|---|
| 低山の登山道に部分的に雪や凍結が残る | ブラックダイヤモンド ディスタンススパイク(両足230g) |
| 雪の積もった一般ルート | モンベル アルミアイゼン 10(1ペア565g) |
| 急な雪の斜面や稜線 | 12本爪アイゼン(1ペア860g)+ピッケル |
雪がゆるむと靴の中が濡れやすいので、スパッツ(ゲイター)もあると安心です。詳しくはチェーンスパイク・アイゼンの違いをご覧ください。
日差しと寒暖差への備え
- サングラス(雪面の照り返しから目を守る)
- 日焼け止め、つばのある帽子
- 脱ぎ着しやすい重ね着(薄手のフリース、ウインドシェル)
- 休憩時の保温着
行動のポイント
- 雪が締まっている朝のうちに歩き、午後の早い時間に下山する
- 踏み抜き(雪の下の空洞に足がはまる)や、雪がゆるんだ急斜面に注意する
- 夏道が雪で隠れて道迷いしやすいので、地図とGPSで現在地を確認する
よくある質問
- 春山にアイゼンは必要?
- 山やルート、その日の雪の状態によります。低山の部分的な雪ならチェーンスパイク、雪の積もった一般ルートなら10本爪以上、急な雪の斜面では12本爪アイゼンとピッケルが目安です。最新の山の情報を確認してください。
- 残雪期にサングラスは必要?
- 必要です。雪面の照り返しが強く、目を傷める(雪目)ことがあります。
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